用語集
第三種冷凍機械責任者試験 の重要用語
試験で問われる107の重要用語を、意味・試験での問われ方・覚え方つきで整理しました。「〇〇とは?」がすぐ分かります。
用語一覧(107語)
COP向上策→圧力比が小さいほどCOPは高い。凝縮器・蒸発器の清掃や適正冷媒量の維持も効果がある。アンモニア冷媒→配管は鋼管を用い、油分離器で油を分離する。水にはよく溶ける。漏えいは臭いで気付きやすいが取扱いに注意を要する。ピストン押しのけ量→押しのけ量V=(π/4)D²・L・N・nで表す理論的な吸込み体積。冷凍能力算定の基礎量となる。フィルタドライヤ→水分は膨張弁部の氷結や酸の生成を招く。液配管に設け、目詰まりや水分飽和時は交換する。フルオロカーボン→水分は膨張弁の氷結や酸生成の原因になるため乾燥器で除去する。一般金属を侵しにくいが一部は温暖化係数が大きい。モリエル線図→凝縮・蒸発は水平線、断熱圧縮は右上がりに進む。各点の比エンタルピー差から冷凍効果や圧縮仕事量を読み取れる。三種免状の職務範囲→二種は300トン未満、一種は制限なし。選任には免状に加えて所定の製造経験も必要。不凝縮ガスの影響と確認→不凝縮ガスは凝縮器上部にたまる。抜き出しはガスパージャで行う(アンモニア装置等)。乾式蒸発器と過熱度→過熱度が小さすぎると液戻り、大きすぎると冷凍能力低下・吐出しガス温度上昇。事故時の被害防止行動→危険時措置は、災害発生又はそのおそれがある時に被害防止措置を行うことである。遮断・避難・通報・漏えい拡大防止の確認が点検の要となる。保安責任者の選任根拠→冷凍保安責任者は、冷凍設備の保安について選任される責任者であり、代理者の扱いも問われやすい。免状の種類と設備規模の対応が点検の重要ポイントと…冷凍トンと kW→法定冷凍能力の算定式(圧縮機の種類ごと)と混同しないこと。理論値の計算問題で使う。冷凍保安責任者の選任→旅行・疾病等で職務を行えない場合に備える代理者の選任も義務——代理者忘れが誤り選択肢の定番。冷却管の汚れ→スケールや汚れは伝熱抵抗を増やし凝縮温度を押し上げる。高圧上昇は運転効率悪化と保安上の負荷増となる。冷媒循環量→同じ冷凍効果なら循環量が多いほど能力が大きい。冷凍効果は蒸発器の出口と入口の比エンタルピー差で決まる。冷媒状態→凝縮器出口や過冷却器で得る。膨張弁の手前でのフラッシュガス発生を抑える効果もある。冷媒配管→配管は圧力損失を小さくし、油戻りを考えた管径とこう配にする。吸込管は油と冷媒が圧縮機へ戻るよう配慮する。危害予防規程→保安教育計画は「定める」が届出は不要——混同注意。受液器の役割→受液器は凝縮器出口の液を溜め循環量の変動を吸収する。修理時に冷媒を回収・貯留する容器としても機能する。圧力保護機器→略称LPS。冷媒不足や真空運転による過度の低圧を検知して停止する。容量制御用に使う場合もある。圧力逃がし装置①→ばね式が一般的。圧縮機吐出側や高圧圧力容器に取り付ける。必要放出量は容器の表面積等で規定される。圧力逃がし装置②→圧力でなく温度で応答する。毒性・可燃性冷媒には放出が危険なため使えない。再使用はできない。圧力逃がし装置③→安全弁より応答が速いが再使用できない。安全弁と組み合わせて用いることもある。圧縮の効率①→弁抵抗やガス漏れ等による損失を反映する。圧力比が大きいほど断熱効率は低下する傾向がある。圧縮の効率②→軸動力のうち摩擦で失われる分を除いた割合。断熱効率と機械効率から圧縮機の全効率が決まる。圧縮の指標→必ず絶対圧力で計算する。圧力比の増大は所要動力の増加と体積効率の低下を招く。圧縮機の体積効率→シリンダ頂部の隙間容積に残る高圧ガスが再膨張して吸込みを妨げる。圧力比が増大するほど体積効率は下がる。圧縮機の効率→断熱効率は圧縮の熱的損失、機械効率は摩擦などの損失を表す。効率が下がると同じ能力でも消費動力が増える。圧縮機の型式①→レシプロ式とも呼ぶ。吸込弁・吐出弁の開閉で冷媒を断続的に送るため脈動を生じやすい。圧縮機の型式②→吸込・吐出弁がなく連続的に圧縮するため振動・脈動が小さい。容量制御はスライド弁で行える。圧縮機の型式③→ターボ冷凍機に使う。大風量・低圧力比が特徴で、多段化することで高い圧力比を得る。圧縮機の容量制御→負荷減少時に無駄な圧縮動力を抑え、始動時の負荷軽減にも役立つ。油圧などで吸込弁を押し上げ気筒を休止させる。定期自主検査と保安検査→「自主=1年・自分で」「保安=3年・知事等」の対比。検査記録の保存も義務。帳簿の記載と保存→帳簿は事業所ごとに備える。施設基準適合の確認検査→保安検査は、製造施設が技術上の基準に適合するかを確認する検査である。完成検査(設置・変更後の使用前確認)とは異なる位置づけの検査として区別さ…有機ブライン→取扱いが比較的安全で凍結点を下げやすい。濃度で使用温度が変わり、空気接触や希釈で性能が低下する。毒性冷媒設備の特徴→アンモニア設備は、毒性と刺激臭を有する冷媒を扱う設備である。異常放置により人体被害のおそれがあり、フルオロカーボン設備より毒性対策が重い点が…水冷凝縮器→水の熱伝達率が大きく空冷より小型にできる。冷却塔と組み合わせ循環水を用いる。管内の水あかは伝熱を妨げる。油分離器→凝縮器や蒸発器への油の持込みを減らし伝熱低下を防ぐ。油が溶け合わないアンモニア装置で特に重要となる。液分離器の役割→アキュムレータは吸込蒸気中の液を分離して気体のみを圧縮機へ送り、液圧縮による弁・軸受損傷を防ぐ。液面制御機器→高圧側・低圧側フロート弁があり、液面制御で冷媒供給量を調整する。液面低下の警報にも用いる。温度自動膨張弁→TEVは感温筒・ダイヤフラム・ばねの力平衡で過熱度を制御し、液戻り防止と蒸発器の有効利用を両立する。潤滑保護機器→強制給油式圧縮機に付ける。始動時などに油圧が立たない状態が続くと保護動作する。無機ブライン管理→無機ブラインは酸素の溶解で腐食が進む。密閉化・防食剤・pH管理が要点で、濃度不足は凍結事故の原因。蒸発器の作用→蒸発器は冷凍サイクルの吸熱側。冷媒液が低圧下で潜熱を吸収し気化して被冷却物を冷やす熱交換器である。蒸発器の型式→満液式は液面制御と油戻し対策が必要。乾式は膨張弁で過熱度を保ち、油を吐出側へ運びやすい。蒸発器の着霜→着霜は伝熱面の断熱層となり熱通過を阻害し、風路閉塞で風量も減る。ホットガスや電気などで除霜する。蒸発圧力調整弁→EPRは蒸発圧力(温度)の下限を保持する調整弁で、複数蒸発器で温度差をつける用途にも使われる。蒸発潜熱の意義→冷凍能力は冷媒循環量×蒸発潜熱にほぼ比例。潜熱が大きいほど同能力を少循環量で実現でき効率的である。熱交換器の構造①→横型が一般的で、管内を水が流れ管外で冷媒が凝縮する。伝熱面積を大きく取れる。熱交換器の構造②→板の波形で乱流を起こし熱通過率が高い。プレート枚数の増減で能力調整がしやすい。熱通過率→Kは両側の熱伝達率と壁の熱伝導・厚さで決まる。水あかや油膜、着霜があると小さくなり伝熱が悪化する。空冷凝縮器→冷却水や冷却塔が不要で保守が容易だが、外気温の影響を受け凝縮温度が高くなりやすい。小・中容量に多く使われる。絞り機構→内径・長さで絞り量が決まり運転中の調整はできない。安価で故障が少ないが負荷変動への追従性は低い。膨張弁の働き→膨張弁は絞り膨張(等エンタルピー変化)で圧力を下げ、凝縮圧力と蒸発圧力の境界をつくり流量も担う。膨張弁の型式①→過熱度でなく蒸発圧力を基準に制御する。負荷が変動すると蒸発器を有効に使えない欠点がある。膨張弁の型式②→運転条件が変わるたび人が調整する必要があり、単独で主膨張弁に使うことは少ない。膨張弁の型式③→マイコン制御で負荷変動に柔軟に対応でき、インバータ機など幅広い運転範囲の装置に適する。補助熱交換器→過冷却で冷凍効果が増し、吸込み過熱で圧縮機への液戻りを防ぐ。フルオロカーボン装置で使われる。許可と届出の区分→政令第4条の表:許可の50トン緩和はフルオロカーボンとアンモニアの両方に適用。届出の下限だけが「不活性20トン/非不活性・アンモニア5トン」…
第三種冷凍機械責任者試験 今年の変更点(法改正・出題範囲)→
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